いまどこ? ~ 釣り夫婦 世界放浪6年と7ヶ月 いつの間にか、 帰ってきた! ~ -4ページ目

バスの中の落し物

アルゼンチンは、南米の中でも比較的安全な国である。

が、しかし、世界一平和な国から来ている私たちには、

考えられないような事が沢山ある。


夜、時々、銃声が聞こえる…。

これは、自分の贔屓にしているサッカーチームなどが、

試合に勝ったりすると、思わず発砲してしまうらしい。

しかも、優勝決定戦とかではなく、ごく普通の試合でもだ。


だから、世界的に盛り上がる、ワールドカップの時などは、すごかった。

アルゼンチン人が、嫌っているブラジルが負けた時も、確か銃声がした。


こんな時には、外出せずに、宿でのんびりしているか、

おもいっきり、田舎に行ってしまう方が、得策である。


さらに、

宿に来ている掃除のおばちゃんの世間話が、

「昨日、うちの近くで、車強盗があってね~」とか、

「近所の家で、泥棒が入った時に犬がね、吠えなかったらしいのよ。

だから、新しい犬を貰ってきたの。それが、すごく可愛いのよぉ~」

などなど。かなり、物騒な世間話が多い。


そんな中、先日、

サッカー留学をしている、

あきら君が、落し物をバスの中で拾った。



それが、これ。



tama



拳銃の弾っていうの?

マガジンっていうの?

名前が分からないけど、拳銃のガッチャっていう奴。


バスの座席に落ちていたらしい……。


ってことは、バスに拳銃を持って乗ってる人が、居るって事なんだよね。


怖。


あんまり、人気の無い所とか、夜遅くに出歩くのはやめましょうね。


tama


お掃除の、おばちゃんペルラが時々連れてくる子供。

ポケモンカードを集めていて、

カトゥーンTVのアミ&ユミ(パフィーのアニメ)が好き。


「私の名前もユミだよ」と言ったら、すんごいビックリされた。



にほんブログ村 トラコミュ ただいま、世界一周中へ
ただいま、世界一周中

たかが八百屋、されど八百屋、つまり八百屋だ。

アルゼンチンに限らず、海外の八百屋は美しい。

色とりどりの野菜たちが、お行儀良く並んでいて、おしゃれ。

代官山あたりの雑貨屋か?

と、街角の八百屋のレイアウトに見とれてしまう事もしばしば‥。


これというのも、野菜を入れているものが、

味気のない、ダンボールとか、発泡スチロウールとかじゃないからかもしれない。

大抵は、木の箱に入れてあって、そのままディスプレイに使っている。

また、パック包装なんかもしていなくて、野菜むき出し状態っていうのも良いのかも。

なんとなく、新鮮に見えるし。



yao

街角の八百屋




yao yao

値段を書いてある札にしても、

こんなにおしゃれ。



で、私は思った。

もしかして、日本を訪れている外国人の皆さんは、(主に欧米の方々)

八百屋などで「茄子」とか「西瓜」とか、漢字で書かれている値札を見て、

「わーぉ、ワンダフル、オリエンタルカルチャーね~。 エクセレントォ~!!」

なんて、結構感動しているのではないかと、私は思う。




そこで、私はひらめいた。




突然ですが、日本の商店街の店主に提言!!

値札は、墨と筆で漢字で書け。

必ず、外国人の客が増えるはず。

意味もないのに、胡瓜とか、買っちゃうはずだ。


これは、八百屋に限らず、魚屋なんかでも、いけるのではないかと思う。


私が、保証しよう。絶対外国人客が増える。


が、難点が1つ。

最近のアーパーな、日本の奥様方のほうが、漢字を読めない可能性がある。

したがって、日本人の客は減っちゃうかも‥‥。


これは、大問題。


ダメじゃん。


私の提言。


自己完結。





yaoya


で、話は、アルゼンチンの八百屋に戻る。


野菜はほとんど、キロ売り。

もちろん、1個2個でも買える。


野菜達は、日本のように、均一の大きさではなく、

かなり、不恰好なものも入っているが、もちろん、味は変わらない。

だからなのか、かなり安い。


っていうか、日本の野菜が高すぎるんだけどね。

世界的に見ても、たぶん、トップクラスの高さだと思う。

例えば、


サハラ砂漠の真ん中でリンゴを買うよりも、

日本のリンゴの方が、高いと思う。



yao


そんな事を考えながら、

野菜の写真撮影に没頭していたら、

頭の後ろから、声がした。


「俺は撮らなくてもよいのかい?セニョリータ」


と、八百屋のおじさん。

何故か、ビニール袋を持って、

ポーズを取るので、とりあえず撮影。


そうしたら、奥のほうに奥さんが写っていた。

で、奥様のいう事にゃ、


「いやだ、私メガネをかけていたわ。

もう一枚撮ってポルファボール」


と、自然に仕事をしている、不自然なポーズをする。



yao


で、仕方がないから撮影。


撮影後、写真をチェックして、


「私は、この角度の顔が良いのよ。

うん、キレイに取れてるじゃない!!」


と、奥様、大満足。


お礼に、オレンジ一個を貰った。



旅人は歯が命。私の「親知らず」を抜いた先生。

でっかい親知らずを抜いたので、

歯茎に穴が、ぼっこり空いています。


痛くは無いけど、安静にしていなければなりません。

日向ぼっこも、禁止されました。

しかも、食べ物は冷たくして食べなければなりません。

口が大きく開けられないので、一口サイズ。


食べた気がせん。


極端な話し、何を楽しみに、生きていけば良いのか……。


旅人は歯が命。


いや、旅人じゃなくとも、歯は大切にしましょう!!!。


sennsei

歯医者のマリア先生



inu


歯医者の途中の道で、いつも吠えられる犬。

「親知らず」を抜いた。

痛いものには、ふたをしろ。

イタイイタイ、飛んでゆけ!。

痛いものは、ないほうが良い。


いくら、これから生まれようとしているものでも、

必要ないものは、いらない!!!!!。


親知らず、抜きました。


1週間ほど、安静が必要です。


今ある、どの歯よりも、大きかったです。親知らず。



抜いた日に、歯医者で言われた事。


「今日と明日は、熱いものは、食べないで下さいね。

食べて良いものは、ヨーグルトとへラードです」



あんた、

歯医者さんを、アンタ呼ばわりしちゃいけないけど、

へラードって、アイスなんですけど。

主食にならないんですけど。

アルゼンチンは、春を向かえたと言っても、寒いんですけどぉ~。



歯医者の帰り、

へラード500グラム買ってきました。

アルゼンチンのアイスは、旨いです。

ブエノスで、親知らずが痛み出す

メンドーサのボデガに行った帰り、

ワインを飲みすぎたのか、

ヨメの頭が痛み出す。


その日の夜、ブエノス行きのバスのチケットを買っていたため、

バスターミナルのファーマンシア(薬局)で、アスピリンを買い、

なんとか、しのぐ。


で、この痛みは、いわゆる、親知らず。

歯の痛みだという事は、判っていた。



何年か前も、ちょっと痛かったことがあった。

その時に、レントゲンを撮った。

すると、虫歯ではなく、

私の体の中から、この世に生まれ出ようとしている、

新たな歯「親知らず」を発見したのだ。




そして、この「親知らず」、

厄介な事になっている。



ヨメのアゴは、普通の人より、小さい為、

「親知らず」の生えてくる場所が無い。

つまり、今ある歯を押しのけて、「親知らず」が生えてこようとしているのである。

こりゃ、痛い。

必要ないのに‥‥。


ぐいぐい押すものだから、

窮屈で仕方がないのだろう‥‥。

顔半分が痛い‥‥。



ヨメ、ブエノスで「親知らず」を抜く決心をする。



幸い、ブエノスには、日系人が経営する歯医者があり、

日本語が通じる。

しかも、日本で歯の治療をするよりも安く、

技術も高いという。


もう、絶対に抜く!!!

南半球に春がやってきた。

メンドーサの街中の公園で、


桜ではないのだけど、まるで桜のような木を見つけた。




に 、

sakura




た 。

長旅には、こんなホテルも必要だよね。のんびり時間を満喫。

よく、安宿にはペットがいたりする。

サルタの宿に居たメリー(こんな名前だったかな?)はでかかった。


移動、移動が続くと、

やっぱりかなり疲れる。

そんな時、清潔感のある部屋と、

のんびり出来る場所と、

こんなペットが居ると、

高級ホテルなんかよりも、断然癒されてしまうのでした‥‥。










な、

inu

ん 、


び り

時 間

で す。


inu

も、


inu


寝 。

にほんブログ村 トラコミュ ただいま、世界一周中へ
ただいま、世界一周中

メンドーサのワイン。ボデガに行ってみる。


メンドーサと言えば、ワイン。

メンドーサの町に近づくと、見渡す限りのブドウ畑が広がってくる。

で、やっぱり、ボデガに行きた~!!!。


と、いう事で、行って来た。

ボデガとは、いわゆるワイナリー。日本語で酒蔵です。


メンドーサの近郊には、沢山のボデガがあり、

ツーリストを迎え入れている所などもたくさんある。

もちろん、幾つかのボデガを巡るツアーなんかもあるのだけど、

市バスで、簡単に行く事が出来るところもある。


そんな訳で、ワイン博物館も併設している、

アクセス便利なボデガ、「ボデガ ラ ルラル」へ行く。



bode

ボデガの周りに広がるブドウ畑。

まだ、春の初めなので、葉っぱが無くてつまらん。


bode


もちろん、試飲もある。

見学無料。

bode

おいしくなる為に、ワインが眠っております。



そんな南米アルゼンチンワイン、

日本でも、手に入ります。

アルゼンチンより断然高いんだけど、

南米は遠いから、しょうがないね。

やっぱり、赤ワインがお勧めです。




カテナ マルベック
\3,549
神崎酒類販売
カロ 2001
\6,699
神崎酒類販売
カテナ アラモス カベルネ・ソーヴィニヨン
\2,079
神崎酒類販売
カテナ カベルネ・ソーヴィニヨン
\3,549
神崎酒類販売
エル オリヘン マルベック
\1,239
神崎酒類販売

アルゼンチンとチリの国境で、何故かセントバーナードと「YO」と挨拶。

アコンカグアを見に行ったけど、

あまりにも、遠く、小さく見えるだけで、ガッカリ。


で、チリ国境まで行くのだけれど、

この国境には、

昔、アルゼンチンとチリの戦争終結の記念として、

両国の大砲を潰して作ったという、キリストの像がある。


しかし、それを見に行かず、変なお手をする、

セントバーナードと戯れていた私たち。


もう、なんだか、南米に居ると、

侵略者達の宗教、

押し付けの宗教としてしか、

キリスト教を見れないのよね。

でも、現地の人たちは、

そんな昔のことは、考えずに、

素直にキリスト教を信仰しているんだけどね。


なんか、不思議な感じ。


ako



アコンカグアを眺め、何故か絶叫!!

うお~。



ako



うお~~!



ako


うおお~~!!



ako




うおお~~!!!







ako



ふ~っ。一休み。

年甲斐もなく、そり遊び。




ako


本当は、南米最高峰のアコンカグアを見に来たのだけれども、

あまりにも遠く、小さくしか見えないので、

そり遊びをして、遊んじゃいました。