いまどこ? ~ 釣り夫婦 世界放浪6年と7ヶ月 いつの間にか、 帰ってきた! ~ -6ページ目

クロコダイルダンディーなお父さん

南風が吹いて寒かった日、

川に入らずに、釣りをしました。


で、何処からか筏を見つけてきて、

対岸に渡ろうとするお父さん。


かなり、クロコダイルダンディです。

もちろん、この川の周辺にはクロコダイルじゃなくて、

住んでいるのは、カイマンなんですけど‥‥。


paku

毎日、ジャングルの川へ通う

ダンナは、 日の出と共に起き、 朝ごはんを食べ、 ヨメの作ったオニギリを持って、 お父さんと、共にジャングルの川へ釣りに行く。 ヨメは、 日の出と共に起き、 朝ごはんの用意を手伝い、 オニギリを作り、 ダンナをジャングルの川へと送り出す。 そんな、毎日を送っています。 ヨメも川に釣りに行く事もあります。 しかし、ジャングルの川です。 川の中にジャボジャボ入って、 時には泳ぎながらの釣り。 かなり、ハード。 ジャングルには、ジャガーも出るそうで‥‥。 う~ん、釣り夫婦かなりワイルドです。

日本人移住地のサンファン


ボリビアの日本人移住地のひとつサンファン。

サンタクルスから乗り合いタクシーを乗り継いで、約3時間。


この地は、ダンデムチャリダー夫婦の宇都宮さんに紹介された

米倉家族が住んでいる。


なんでもお父さんが、釣り好きで、

かなりの大物を釣り上げているらしい。

さらに、サンファンの人々は、皆釣り好きだとのことだ。


これは、見逃せない!


と、南米に来てから、このサンファンを訪れるのを、凄く楽しみにしていた。


早速、米倉一家を訪ねる。

凄い豪邸。

ホテルかと思った。

米倉家のお父さんとお母さんが出迎えてくれ

「お腹空いたでしょう」と、昼ご飯をご馳走してくれる。

しかも、日本食。

パクーの味噌汁が旨い。

パクーとは、アマゾン川水系で、一番旨いと言われている魚だ。


初対面で、こんなに歓迎を受けていいのだろうか?


早速、お父さんとダンナは、釣りの話しをしだす。

お父さん曰わく「今は、南風のスールが吹き寒いので釣れないが、

2、3日すれば、釣れだすだろう。

それまでのんびりしていなさい。」と、ありがたいお言葉。


はい。しばらく、お世話になります。よろしくお願いします。

南風が寒い街

サンタクルスに着いてから、しばらく休息。
なにしろ、ブエノスを出てから、

炸裂的なモーレツ釣りモードに入っていたから、

少々疲れたらしい

。お金もだいぶ使ったしね。


なのに、ドラードの平均的なサイズ10キロは、未だに釣れず。


サンタクルスに来てからは、朝、朝食のために、8時頃起床。

しばし、トゥカンと遊ぶ。

その後「ちょっと寒いから、ダラダラしよう」と、

ゲームボーイアドバンスの三国志を始める。


「どっかに、囲碁売ってないかなぁ~」と、ぶらぶら外出。

日本人経営の店を物色して、日本のDVDを買う。

しかし、一番見たかった「白夜行」の最終回が入ったものだけが無く、

かなりガッカリ。


あらあら。


で、つまらないから、お腹も空いた事だし久しぶりに、

バクチでもするかと街の定食屋に入る。


食べ物バクチ。

メニューの中から、想像に任せて頼む。

美味しい物に当たれば勝ち。


とりあえず、鳥、牛、焼く、揚げるとかは分かるので、

あまり失敗は無い。


ダンナが頼んだのが、ポジョ デ フリトー ピカンテなんちゃら。

ま、鳥の空揚げピリ辛ソースみたいな感じだ。

無難な頼み方だ。


面白くない。


で、私は、店の名前が付いたなんちゃらカルネ コン ウエボ イ アロス イ エンサラダ。

肉と卵と米とサラダが付くが、料理方が解らん。

ま、米が食べたいので、これにした。


ジャーン。


料理が来た。


まず、ダンナ。

熱々の鳥の手羽の空揚げが7本。

3本だけ、ピリ辛ソースがかかっている。

フレンチフライがたっぷりとオニオンリング。

サラダが付いていて美味しそうだ。


で、私。

大きなお皿に、大きな草鞋のような物が乗っていた。

ひと目みただけで負けた。


詳しく説明すると、皿の上に、パラパラのご飯、

その上に、大きなハンバーグのような固い物、

その上に目玉焼き。

サラダは、小さな皿にトマト、キュウリ、ニンジンを細かく切った物が3口ほど。



しかたなく、黙って食べた。


お腹一杯になるように黙々と食べた。
横からダンナが


「いいなぁ~、ニコニコ目玉焼きが乗っていて、良かったね~」


む、むかつく。


手を休めて睨んでいると、

「あっれ~、手を休めていいのかなぁ~?

そういうのは、一気に食べないと、食べれなくなっちゃうよ~」


むかつくけど、本当の事だから、黙々と食べた。



クソ~。



囲碁でも、将棋でも、負けているのに、

こんな事でも負けた。

しかも、鳥の空揚げ1本もくれなかった。


あぁ、負けましたよ。

不味かったよ。

胸焼けしたよ。


だからさ、子供の頃に、よく言われたよね、

食べ物で遊んじゃいけないって。

ダメだね、遊んじゃ。


けど、食べ物を粗末にしても、いけない。

好き嫌いしちゃいけない。

何でも食べなくっちゃね。


食には時に、冒険が、必要なのです。


そんなこんなで、サンファンは、2日ほどのんびりした。


で、釣り夫婦。

明日、日本人が多く住むサンファンに向かいます。


ところで、最近凄く寒いのだけど。かなり北上したはずなのに、

ブエノスより寒い。何故?

南風が寒波を運んできたサンタクルスの朝

寒い。

北にだいぶ上がってきたのに寒い。


標高もそんなに高くないのに寒い。


30時間のバスと寒さで、のんびりしようと決める。

しかも、今日は日曜日。

街は静まり返っている。


トゥカンとしばらく遊び、

宿の本棚にあった唯一の日本語の本「千年旅人」(千代田区立図書館)を読む。

あまり面白くない。


明日も、まだ寒そうだ。


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宿のトゥーカンと遊ぶ


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サンタクルスの宿には、トゥーカンがいる。


で、久し振りのケロ山さん登場。

トゥーカンと仲良く記念撮影。




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が、ケロ山さん、

トゥーカンと仲良くなれそうもなく、


襲われる。


ケロ山さん、危うし!!!。


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頭を噛まれ、


食われそうになるケロ山さん。


かなり、ビビっているケロ山さん。



おんぼろバスで密入国?

パラグアイからボリビアへ向かう。
もちろんバスだ。


ガイドには30時間とあった。
30時間。南米では、普通の移動時間だ。

さほど長いわけではない。

アルゼンチンから来ると「あっそ」ってな、長さだ。


私たちは、アルゼンチンが長かった。

アルゼンチンのバスの快適さは、世界的に見てもトップクラスだ。

座席は横に3列、枕、ブランケット付き、

温かい車内食と、シャンパンを初めとした飲み物付きだ。


機内食無しのタカ航空なんかより、サービスは充実している。


だから、そもそもの旅の基本、旅の移動のバスは、キツい。

というのを忘れていたのかもしれない。


パラグアイのアソンシォンから

ボリビアのサンタクルスのバスは、きつかった。


まず、出発が1時間半遅れる。

アルゼンチンは、かなり時間に正解だった。

そして車内サービス。


飲み物は付いた。

一応飲める。


ご飯も付いた。

腐っていて悪臭がした。


「こんなもん誰が食べるんじゃい!」

と、星一徹ばりにひっくり返してやろうかと思ったが、

周りの人々は、黙々と食べている。


ふむ。


食べ物を粗末にしたらいけないなぁ。

と、考えを改め、干からびかけのパンをボソボソと食べる。


パラグアイのイミグレには、朝の4時に付いた。

出国スタンプ。


異常なし。


未舗装道路をひた走る。

砂埃がすごい。

息が苦しい。

いつも持ち歩いているブランケットを頭からかぶる。

少しは砂埃を吸わずに済む。


朝の6時。

あれ?

と思う。


出国スタンプは押したが、入国スタンプが無い。


イミグレが2時間も離れているはずない。


やってしまったか、密入国。


ヤバい、イミグレが同じ場所にあったんだ。

トイレとか行ってたから、解らなかったのかも知れない。

ヤバい。

が、ここでバスの運ちゃんに下手に聞いたら、降ろされかねない。

とりあえずサンタクルスまで、行ってしまってから、

大使館なり入国管理局なりに出向いた方が無難だろ。


周りには、民家も見える。

この先にイミグレがあるとは考えられん。

覚悟を決めて、寝る。



昼頃、バスが止まる。

昼ご飯か?

と、外を見ると、あれ?

パラグアイの旗がはためいている。


あれ?


まだパラグアイ?


建物の向こうには、ボリビアの旗。

あれ?

どう見ても、国境だ。


軽い荷物検索。

がスタンプは、まだだ。

もう少し先にあるらしい。


一度は、覚悟を決めた密入国だったけど、違った。


でもさ、

イミグレとイミグレの間がバスで8時間半って、遠すぎないか?


その間、全て未舗装。

当然、バックパックは、きなこ餅のように、ホコリまみれ。

もちろん私たちもホコリまみれ。

アフガニスタンを旅してた時を思い出す。


昼ご飯の弁当は、さらに悪臭。

国境にもイミグレにも両替屋がいなかったので、

ボリビアのお金、ボリバールがなく、しかたなく、さらに干からびたパンをボソボソと食べる。


虚しい。


最近、面倒で、インターネットでも、情報ノートでも、

国境情報を見ていなかったからなぁ。

こんな目にあってしまった。

ま、命の危険は無いので、よしとしよう。


夜の10時。無事にボリビアのサンタクルスに到着。

宿は、レジデンシア ボリバール。

中庭には、トゥカンが2匹、寝ている。


明日の朝はこいつと遊ぼう。



マンゴーの木の下で‥‥

basu


一応、バスターミナル。

パラグアイのアソンシオンに向かうバスを待っているんだけど、

いったいドコがバス停なの?


近くには鶏が歩いているし‥‥。


私は今、マンゴーの木の下でバスを待ています。

友達

移動中、ダンナと仲良くなった女の子。


一時間くらい、こんな風にして遊んでいた。


ダンナのスペイン語も、子供相手なら通用するのか?


kodomo

パラグアイのアソンシオン

今度は、パラグアイを攻めることにする。

まったく情報は無いので、

アソンシオンで、情報収集。



ま、何とかなるでしょう‥‥。



土曜日、何かのお祭りなのか、

かわいい女の子たちの踊りを見た。


asa


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