いまどこ? ~ 釣り夫婦 世界放浪6年と7ヶ月 いつの間にか、 帰ってきた! ~ -7ページ目

ドラード2日目

asa

『ピクンピクン』
「美味しそうでしょ」
『グ~ン。ピクン』
「ね、美味しいでしょう。バックっとしないと逃げちゃうよ」
まだ、ちゃんと食いつかない。
ソロソロとエサを動かす。
しばし待つ。
『グ~ン』

まだか?
『ぐぐ~ン!!』

今だ!!

力いっぱい、合わせる。
asa
200メーターほど離れた水面の上を、
金色の魚が、真っ青の空に向かって、
跳ね上がり、私を確認する。
そして、力いっぱい抵抗する。
私も、最新の注意で、糸を張り詰めながら、引き寄せる。
最後に、この手で、黄金の鱗を触るまで、その緊張感はつづく‥‥。
久しぶりのエサ釣り。
ちゃんとエサに食い付き、針に乗せるまでの駆け引きは、
大物エサ釣りの醍醐味と言ってもいい。
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やっぱり、釣りっていいね。
今日の昼ご飯は、ドラードのアサード。
ワインも持って行って、ご機嫌です。
asa
asa
やっぱり、釣りは、楽しい!

ドラード、黄金を釣る。

朝7時起床。

まだ暗い。

朝ご飯を軽くすませる。



8時にボートに乗り込む。

パラナ川の向こう岸から太陽が登る。

para


出発してからすぐの場所で釣り始める。

エサは、モレノと言うドジョウのような魚。

体長20センチほど。でかい。


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昼までに、私が3匹ダンナが2匹。


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まずは、一匹目。小さい。




だいたい、2キロくらいが平均で、

ダンナが6キロを釣り上げる。


para3


上々の出来だ。




昼飯は、島に上陸してピクニック。

ドラードは、フライにしてもらう。

自然の中で食べるのは、やっぱり旨い。

ドラードの裁き方も豪快。



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5時半までに、4匹ほど釣り上げるが、どれも、2キロ以上には届かず。


日の出から日の入りまで、たっぷり釣りを楽しんだ。





また、明日もするんだけどね。




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黄金の国ジパングから、黄金を釣りに来た。

あまり、知られていないが、
アルゼンチンでも、ドラードが釣れる。
って言うか、ドラードも、あまり知られていないのか?
ドラードとは、南米に住む黄金の魚である。(超簡単説明)
で、ブエノスアイレスから、バスで9時間北上して、
ドラードを釣りにきた。
ここは、ブラジルのパンタナールで、ドラードを釣りに行くよりも、
だいぶ安く釣りが出来る。
しかも、魚影が濃い。
と言う情報を得て来たのだけれども、
思っていたほどは、安くなかった。
聞いていた金額よりも、倍以上違う。
とは言っても、パンタナールよりも遙かに安いんだけどね。
初日は、早朝に着いたので、1日休憩。
セントロまで散歩をするが、何にも無い町だ。
銀行で、お金を下ろして、宿に戻る。
宿では「コーヒーを飲みなさいな」と、おばちゃんが、
甘いお菓子を山盛りと一緒に持って来てくれたり、
夕飯は、あなた達の好きなものを出すので、何でも言ってね。
と、すんごい親切。
だから、間違っても正直に「寿司が食べたい」なんて、
言っちゃいけないなぁと、思った。
「嘘も方便」と昔の人は偉い。
さあ、今日は、ゆっくり休んで、
明日は、朝から釣りだ。
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ゴージャスな釣りに行くって、どうよっ!!

ゴージャス。
旅に出てから、私たち夫婦に、最も無縁な言葉は、
ゴージャスではないだろうか?
 
何しろ、生きていくのに基本的に必要な、
衣食住を見てみると、服は最小限、破れたら縫う。
食も、出来るだけ安く、地元の人々が食べる定食、
もしくは、自炊。
寝る所も、安宿で、最小限、ホットシャワーが出る所。
熱帯地方なら、出なくても可。
そんな旅を続けていると、
日常の中にゴージャスなんて入って来ないものだ。
必要性も感じない。
さらに、負け惜しみのように聞こえるかも知れないが、
言わしてもらおう。
ゴージャスなんて非生産的な物は、
生きていく上で、不必要なものであり、
人類にとって、いや、地球上の生物にとって、悪である。
あ~あぁ、言っちゃた。
で、今回の釣りだが…。限り無くゴージャスなのである。
何しろ、黄金だ。
いいのか?釣り夫婦。そんなに、贅沢して……。

ん~ん~。苦しいね。
魚の名前が黄金と言うだけで、ここまで引っ張っちゃた。

ごめんなさい。


と、言うわけで、

黄金、英語で、ゴールド。
スペイン語で、ドラード。

黄金の魚を釣りに行って来ます。
基本的に、旅のスタイルが、
ゴージャスに変わる訳ではありません。

念のため。

アスール

ブエノスから、3百キロ離れた街アスール

ここは、南米を旅する、チャリダーやライダーにとって、通名な街だ。


なんでも、、日本大好きな、バイク修理屋さんの家に、

宿泊させてもらえるらしい。

しかも、宿泊料金を設定していない、という。

その、人の名は、ホルへ


ホルへは、本当に日本が大好きで、

この前、日本に行ってきたそうだ。

今までに、ホルへの所に泊まった日本のライダー達やチャリダー建が、

お金を出し合って、日本に招いたのだそうだ。


凄い。


日本では、

ホルへ歓迎会が各地で行われ、

大好きなバイクメーカー、浜松のホンダの工場見学をしたり、

日本版アサード、焼肉を食べたり、

で、大いに楽しみ、ますます、日本びいきに磨きがかかっているそうだ。


そんな、みんなに愛されているホルへに、

是非、会ってみたい!!!。



バスの旅では、立ち寄るはずもない街アスール。

車の旅なら、立ち寄ることが出来そうだ。


で、ホルへに会いに、行ってきた。


ホルへ


もう、全身から、ほんわかしたオーラが出ている。

人目で、熱い心と、優しさを持っている人だと感じる。


もう、ブエノスまで、300キロの所まで来ているので、

泊まらずに、出発しようと思っていたら、


「そんな事は、出来ないよ。

あなた達は、ここに泊まっていかなくっちゃいけないよ!!」


と、妙に自信満々に訴える。


で、一泊することにした。

暖かい部屋と、暖かい飲み物、心も身体もほんわかだ。

ホルへのスペイン語も、とても分かりやすい。


ああ、そうか‥。

これだったんんだ。

ホルへ、あなたは、本当に暖かい。

いつまでも一緒にいたい気持ちにさせてくるね。


また、いつかここへやってくるから‥‥という気持ちにさせる。


でも‥‥‥。

私は、言わない。

だって、守れるない約束はしないことにしているから。

旅行中は、特にそうだ。


今までに、いくつもの約束を破ってきたような気がする。

でも、いつか、また、会いにきたいよ、ホルへ。



horuhe


ホルへの家の庭には、でっかい鶏が沢山いた。


う、旨そう‥‥、


今度来た時には、

この中の一匹を、焼いてみんで、食べよう!!!。


おみやげ

バリローチェの国立公園から出て、

ダムをいくつか通過する。


なかなか良いポイントを見つけたので、

お土産用のトルゥーチャを釣る。


国立公園から、外れれれば、

持って帰ってもいい場所になる。

で、釣ったそばから、お土産用の開きにする。


フエゴ島のトルゥーチャ程ではないが、

身が赤くて、旨そうだ。


masu


ここでは、ブラウンが多かった。

大きさは、このくらい。


ます


かなり、満足なダンナ。

ここを、過ぎたら、もう、マスは、狙えなさそうだ‥‥。

少々残念。


たまには、ダンナの勇姿を‥‥。

バリローチェの国立公園を外れた場所で、

今夜の夕食を釣るダンナ。


釣った魚ばっかり、見せるのもなんなので、

釣り上げている、写真をお見せしましょう!!!。



バリローチェ

 

2投目くらいで、フィッシュオン!!

 

 



ます

 

 

なかなかの食べごろサイズかな?


 



美味しゅうございました。

スカンク交通事故!!!

パタゴニアの道には、いろんな動物がいる。

スカンクもその1つ。


夜行動するらしいスカンクは、

見ることは出来るけど、

写真を撮るのは、難しい‥‥。


チャリダーやバイカーたちの

噂では、スカンクが交通事故にあった後、

近くを通ると「臭い」という。


そう、スカンクと言えば、あの匂いだ。

それは、是非嗅いで見たい!!!。



しかし、いくら、嗅いで見たいと、思っても、

スカンクにわざわざ、闘いを挑み、

ひっかけられるのは、あとあと、面倒そうだ。


なんでも、目も開けていられないような、

マスタードガスにも似た異臭だというから、

服に着いたりしたら、堪らなそうだ。

わざわざ、そんな危険を冒す必要はない。


で、チャリダーやバイカー達の嗅いでいる、

交通事故のスカンクの匂いなら、

安全かつ、強烈な匂いの嗅ぎ方も、ある程度調整できそうだ。

それは、是非、嗅いでみよう!!!!。


で、交通事故のスカンク発見。

しかも、鼻先だけを、車に引っ掛けられたらしく、

まるで、生きているようだ。


スカンク


で、クンクン。



クンクン。






 

まったく、匂わず。



 

 

 

 

残念。



ダンナに、

「突付いてみろよ」と、言われるが、

ありがたく、辞退。

野生動物は、蚤とかよく分からない病気とか持ってるだろうし、

とても、危険すぎる。


なにを言うんだ、ダンナ。


頭だけを、こつんと車に当たったらしく、

威嚇するまもなく、身体は無傷で、

召されてしまったスカンクは、まったくの無臭でした。


ちゃん、ちゃん。






夜、車で走っているときに、

スカンクに出会うと、

何を思っているのか、

ときどき、車に立ち向かってくる。


両足で立ち上がり、両手を広げ、

尾っぽをふさふさにし威嚇してくる。車にだ。

そんな、スカンクの様を見ていると、

スカンクは、あの屁のおかげで、

であった人間は、たいていは、逃げていくんだろうなぁと、思った。

もちろん、車は避けていくだろう。

ウサギくらいなら、アルゼンチン人も、食べることも出来るし、

ってことで、避けずに引いてしまうことのほうが多いらしい。


しかし、スカンクともなると、

引いた後、車に屁の匂いが着く、すると、避けたくなるよね、

いくら、アルゼンチン人でも‥‥。


よって、人間は、威嚇すれば逃げる。

車も、逃げる。

と、なれば、今の世の中、怖いものなしなんだろうか?


スカンク、そこんとこ、どーなのよ!!。




バリローチェの釣り

南米のスイス、バリローチェ。

当初は、「スイス行ったことあるし、いいかぁ?」

と、言って、飛ばしてブエノスに行っちゃたんだけど、

結局、パタゴニアに戻ってきたのだから、

行ってきました。


やっぱり、キレイな湖水地方。

バリローチェの町には、南米のスイスらしく、

セントバーナードと記念写真がとれたり、

チョコレートが名物にしたり、

似非スイス丸出し。


ちょっと、卑屈な感じがするが、ま、キレイだからいいか。

チョコレートも美味しいし、

カラファテよりも、物価が安くて、物がたくさんあふれているから、

なんだかんだ気に入る。




バリローチェ

ミラドール(眺めがよい所)からのバリローチェ。




つり

 

ま、とりあえず、釣り。

バリローチェの付近は、国立公園なので、持ち帰ることは不可。

もちろん、針の返しなし。

 

 


つり

 

山に囲まれているから、結構寒い‥‥。

 

 


バリローチェ

 

で、とりあえず、一匹。

 

 

このくらいのサイズが、バシバシ釣れるけど、

もちろん、キャッチ&リリース。

キャッチ&イート派の私達には、少々物足りない‥‥。

ルータ40 アルマジロ捕獲!!!

arumaziro

 

アルマジロ発見!!!





arumaziro2

 

のろいぞアルマジロ!!!  

そーっと、そーっと。




arumaziro3

 

アルマジロ難なく、捕獲!!!。

やっぱりのろまだ。

 

 

arumaziro3

 

ひっくり返すと、

こんな感じ。

甲羅には、うっすら毛が生えていて、

ほんのり暖かい。

アルマジロ、なす術なし‥‥。




 


2回目のパタゴニア釣りの旅は、

車での釣行。

チャリダーやバイカーの人たちの、噂で、

アルマジロは結構見かけることが出来る、ポピュラーな動物だとのこと。

しかし、バスの旅では、なかなかお目にかかれない。

だから、車での移動の旅なら、アルマジロを見れるかも!!!

と、期待していたところ、会えました。

しかも、アルマジロ。

かなり、のろまな動物。

捕まえるのは、楽チン、楽チン。