アーティストに優しく、厳しい街
ブエノスは、待ち歩きがけっこう面白い。
毎週末には、いろんな所の広場や公園で、
若手のアーティスト達があつまって、
洋服、アクセサリー、帽子、皮製品、陶芸、ガラス工芸などの屋台が、たくさん出る。
かわいらしいい、小さなお店は、個性的で、デザインも良く、
眺めて、見て歩くだけで、まる1日楽しめる。
そして、パフォーマンスも沢山。
バンド、パントマイム、人形劇、弦楽奏、タンゴ、などなど。
小腹が空いてきたら、
手作りのケーキ屋さんを見つけて、一切れ買い、
公園の端っこに座っていれば、コーヒー屋さんなんかもやってきて、
「カフェ コン レチェ ポルファボール」で、
楽しいひと時が、味わえるって訳だ。
ブエノスには、アーティスト達が沢山いる。
そして、その人たちを支える、
「好きなものを良い」と、
「嫌いなものを悪い」と、
自分の考えで言える人たちが沢山いる。
みんなのマネっ子ばかりではない、
自分の感覚を磨ける街っていうのは、
優しくもあり、厳しくもあり、良いと思う。
手作りのバイオリン。
バイオリンって、もっと私は高いものだと思っていたんだけど、
ギターとたいして変わらない値段でビックリ。
セントロから帰るときのバス停の近くにある楽器屋さん。